2006年10月

大会の心得

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なんかこのブログ活気づいてきたぞ
いいことだ

さて今回は、備忘録も兼ねて大会について思いついたことを書き記すとしよう
僕の趣味の一つに過去の大会のログを”See You”で見直して一人でモンモンとする
とーいうのがある。
自分が出てない大会でバカ上がりして、何人かが高速ファイナルグライドでもしよーものなら
カウパーでまくりで、居ても勃ってもいられない

こないだもそんな風に昔のログを見直していた
んで気づいた

「競技で良い成績残せた日って、スタートが上手に切れた日じゃん!」

そんなの当たり前じゃーん♪って思った人も多いとは思いますがそんなあなたに質問です
Q.最初の集団のスタート時に上げきれずに、次のタイミングで多少低い高度でも、こっからひっくり返したらいいもん!スタートするもん!!
ってな経験はないでしょうか?僕はあります。つーかこっちの方が多いです
そんなときのフライトの結果は大抵ショボいです

逆に自分の成績の良かったフライト、その日トップに入った人のフライトを確認すると
もれなく上手なスタートが切れてます

よーするに・・・スタートが上手く切れれば結果も自ずとついてくるんじゃねぇ~かと
途中の気象変化や、フライトプランも勿論だいじですが
スタートのタイミングの重要度をもう少し上げてもいいんじゃねぇ~
って思ったとです
自分より上手い人相手にするのにレースが始まる前から不利があれば勝てっこないですもんね

足尾も人多そうだし、上手なスタート切れるようにさっさとテイクオフしよっと♪
「スタートは必ず上げきる!そして先走ってスタートしない」

新人戦2006 反省返信

新人戦の帰り、麻ちゃんにはたくさん話したんだけどなぁ。麻ちゃんの記事を読んだらちゃんとおいらの言いたいことが伝わったか不安になってしまった。ので今度は文章にしてみます。
とはいっても麻ちゃんだけに対してじゃなくみんなに対して書いたつもりなんで、他のハングの練習生の子もぜひ読んでほしーっす。

じゃあ麻ちゃんのやつと読み比べながら、テーマごとに・・。


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>テイクオフ:風は1本目よりある。でも真横くらいから吹いてくる東風。つっても風があれば無風よりずっとイイ!

→テイクオフにおいてクロスの風はタイミングによっちゃ無風以上に浮かないこともある。なぜならテイクオフの浮きは「風の強さ」じゃなくって「風の向かい風成分の強さ」で決まるから。あたり前か。
今の段階ではあまり気になったことがないかもしれないけど、それは風がクロスのときは、サポートの先輩が前から風の入るタイミングを慎重に見てテイクオフさせてるから、ってことをわかっといてくれたらと思う。つまり自分でいずれ、そのタイミングをはかるってのができるようにならんなんってことね。

横風のテイクオフは浮き出しも悪いしとられも大きいし、なめたらだめよ。


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>テイクオフした後、計器をいじりすぎ(=テイクオフ前にやっておかなければならないセッティングができていない)。

→テイクオフした後でいじりすぎって言ったのは1本目のテイクオフの後、麻ちゃんが何度もバリオのスイッチを押しているように見えたからね。ボタン一つ押せば計測開始、ってとこまでは地上でできるんだからそりゃやっとくにこしたことない。
けどあれはコントロールを気にしながらでボタンがうまいこと押せんかったんかな?

それよりも言いたかったのは“テイクオフ直後に”バリオいじるのは良くないよ、ってこと。
ランディング直前が大事なようにテイクオフ直後も大事です。バリオなんてテイクオフの動作が一通り終わって安定して滑空しだしてからで十分。
・・ってことを1本目の後説明した直後に麻ちゃんが2本目テイクオフして、アップライトからベースバーに持ち替えながらバリオのスイッチ押したのには笑わせてもらったけど。


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>今回はファイナルターン後、何もしてはいけない。

→ファイナルターン後にある程度帳尻あわせれるという考えがそもそも間違っているよ。癖がつくと本当に危ないんよ。

俺がよく言うのは、風が一定であれば基本的に降りる地点は、ファイナルターンをきる場所と高度(とスピード)で決まる、ってこと。それさえ定まっていれば降りる地点は、ファイナルの前にどんなアプローチをしてても変わらないし(アプローチがどうでもいいってわけじゃないよ)、ファイナルの後どうあがいてもそんなに変わらない(特に上級機ほど)。スピードつけて落とすとか早めに持ち替えて抵抗増やすとかはあくまでテクニックね。

なので!ファイナルターンのタイミングを身につけることはひじょーに大事です。これでランディングに降りるか溝に降りるかが決まるんだもの。
とはいえファイナル後のフライトパスって少しの風の違いで全然変わるからなかなかむずいよね・・。


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>ターゲットを見ることによってファイナルのタイミングをはかれるってホントだろうか。ターゲットに対して左右に動いていると距離感がつかめない。

{アプローチでのファイナルのタイミングのはかり方を論理的に説明しようとしたかったけどうまくいかん。。でも自分のやり方をなるべく理論だてて書いたから、無線誘導されてる人も含めてB級生の人は自分が飛んでるとこをイメージしながらよーく読んでみて欲しいです。}

→確かに麻ちゃんの言うとおり、8の字を描いてるときにずっとターゲットを見ていても風上向いたときのフライトパスはイメージしにくい。しかし、アプローチ中も常にターゲットを見るのは、刻一刻変化する「ターゲットとの距離」と「高度」を常に把握するためには欠かせない。その2つがアプローチ中見えてないと「どこでファイナルきるかのイメージ」なんてできっこない。

まとめると・・
「降りたい場所を見てターゲットとの距離と高度を把握しながら飛ぶ」+「風見からわかる風の強さから、風上向いた後の伸び具合を考える(経験から)」
→「あのへんでファイナルターンをきる、ということをその数秒前からイメージ」
→「ターゲットをじっと見て、こんなもんかな、ってとこで降りたい場所に向かってファイナルターン」

数秒前からイメージ、っての大事ね。ぼーっと8の字描きながら高度が下がってきて「今!」ってファイナルターンきるのは理想じゃない。


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>いつもなら橋という目標物があって、多かれ少なかれそれを距離・高度の目安として使っている。

→みんな自分で思っている以上に高さの目安として橋とか土手とかいったものを見ているものらしい。去年自分が十分一で飛んだときにそう感じた。これは仕方がない、平らなLDのエリアも飛んで慣れよう。目安を見てじゃなくターゲットとの距離・高さを感じよう。

しかし霊石の橋みたいなのがないから8の字アプローチのラインがわからない、というのはおかしい。ある程度飛んでいれば、それくらいは考えればおおまかにはわかるんじゃなかろうか。飛んでみてじゃない、飛ぶ前に。
LDの下見では必ずアプローチのイメージ、TOからLDの見えるエリアではLD付近全体を上から見てもう一度イメージ。

飛んでるときのために、地上で何かをしておくことって大事です。ランディング含めフライト全体を通して。
さっきのバリオの話と一緒、飛ぶ前にできることはすべてやっておく。イメージ然り、道具の準備然り。飛ぶ前から勝負は始まっている。
「LDの風下側の端の上で8の字描いてたらロングした」て、飛ぶ前から負けている。


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>「ボディランしても別に危なくないんちゃうかなぁ」という意識が拭い切れなかったけど、今更ながらようやく危機感が持てました。

→ダブルに乗り換えるとクラッシュの衝撃はかなり上がります。グライダーが重くなるだけでこんなにかっ、ってぐらい。玉ころも効くとは限らなくなります。
てことでダブルを注文した今、届くまでにちゃんと降りれるようになっときたいよね。


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たくさん勉強できてよかったじゃん、新人戦。

来年も行くぞ!!
ん?来年は霊石になるかも。

それにしても自分の飛びについては一切書かず、こんな説教じみたことばっか書いてる俺って・・。

フレアーの極意ここに極めたり!

このブログもすっかり錆びれてしまって
この隙に好き勝手書いてやろう。うっしし・・・
って思ってたら麻ちゃんに先越された。ぐはっ
これからはどんどん更新していくぞ~!

とりあえずフレアーについて書いてみよう

手前ミソだが最近俺はフレアーがうまくなった!!
やったぜ!!!(ホントだよ)
LDに自信が持てると、大きな不安材料がなくなるのでノビノビと飛べてます

色んな人のLDを研究してたどり着いたのが・・・
「ストンとランディング」またの名を「まつむらんでぃんぐ」
まつさんが最近よく使う技で、ゆっくりと進入してきて地面効果が利きだす前に
高めでフレアして、ストンとランディングする
このやり方のいいところは
・風の強弱に影響されにくく、いつも同じやり方でいい
・狭いところでのランディングに向いてる
・なによりカッコイイ!!

機体やハーネスの仕様にもよるとは思いますが、誰でもできます。きっと
だいじなのはスピードをニュートラルにして、バンザイフレア

初心者の人もフレアのときにもっとニュートラルスピードを意識するといいと思うよ
フレアが簡単になるから
風が強い~とか、弱い~とか、どんだけフレアーしよ~とか気にしなくて済むようになるから
ニュートラルを感じるには手をリラックスさせて、そのためには地面近くで緊張してちゃだめだから
アップライトに持ち替えてから一息つけるぐらいの余裕が必要だけどね

フレアに自信が持てたので、最近はランディングするのが楽しみです(ん!?まずいか?)

2006年10月22日・新人戦2日目!

1日目はほとんどの選手が飛べなかったので、2日目で勝負!…のハズが。
ウチ1人だけ、蚊帳の外な成績(掲示板の通り、8位/8人中)だったので、個人的な反省を。。。


まず説明&フライトの内容。

競技内容は、テイクオフ(500点)・ランディング(500点)の得点(計1000点)で競われるぶっ飛び勝負。選手全員2本ずつ飛べました。

1本目
テイクオフ:風がない。走ったけど浮かず。グライダーが先に行くから、なんとなくついて行って飛び出す。姿勢悪し。
ランディング:だだっ広い田んぼの中の大きなランディング。障害物もなく非常に降ろしやすい。
(アプローチの方法は、8の字のみ。ファイナルをきってからの高度処理動作は原則ナシ。)
風なし。超々ロング。前の田んぼにアウトサイド。ボディラン。腹を打つ。

2本目
テイクオフ:風は1本目よりある。でも真横くらいから吹いてくる東風。
つっても風があれば無風よりずっとイイ!いつもどおりを心がけ、テイクオフ。そこそこ思い通り。
ランディング:1本目と同じくらい風なし。1本目と同じくらい超々ロング。1本目と同じく前の田んぼにアウトサイド。1本目と同じくボディラン。顔を打つ(次の日になって首が痛かった…)。

まぁこんなかんじで。


1本目の方は、TO審査員のむたさん・げんきさんより評価を頂きました。
 →走りが追いついていない。グライダーが先行している。テイクオフした後、計器をいじりすぎ(=テイクオフ前にやっておかなければならないセッティングができていない)。


そんで、大会後に成績表をもらって2本目もランディングも含めすべての評価見たんやけど、やっぱり、というか何というか、テイクオフではさして差はつかなかった。問題はランディングなのさ。そうさ、そんなコトは分かってたハズやのに。。


次に、言い訳!ひとまずありったけ言い訳さして下さい!それから反省を。

1本目
TO:風ないんやから、足の遅いウチにはどうしようもないっす。。
LD:8の字って苦手なんやもん!ウチが思うに、オーバーヘッドの方が絶対やりやすい。

 オーバーヘッド→アプローチの時の風向きは向かい風か追い風。向かい風の時に「今の風だと、どのくらい伸びるか・沈むか」がつかみやすい。
ターンの回数が少ない(+比較的大きなターンができる)ので、余裕をもってファイナルターンをきれる。
 8の字→アプローチは風に対して直角=ファイナルターンのタイミングがつかみにくい。
ターンの回数が多く180度以上の旋回を繰り返さなければならず、余裕を持ちにくい。

そんなこんなで、最近まで霊石でも怖がって早めにファイナルきってロングしてました。
霊石ですらそれなのに、今回はファイナルターン後、何もしてはいけない。引き込んで落としたり・左右に振ったりは使えない(ま、使ってもムダなくらいのロングやったし…)。
しかもしかもやっぱり風がない!風がないからフレアが効かない。タイミングをはかるのが難しい。地面が速くて焦って無意識で押してしまう。ニュートラルの速度がわからない。
んで、最近気づいたのが、ウチってば背筋がないからアップライトを引っ張ってスタンドアップ姿勢を維持しているのです。そのせいでフレアの瞬間、その引っ張る力を緩めなければならず、姿勢が寝てしまって押し出しフレアになる。

2本目
LD:1本目とほぼ同じ条件やったから、1本目よりかなり低めでファイナルをきった。…ハズなんやけどなぁ…。

高度感がイマイチつかめない。ターゲットを見ることによってファイナルのタイミングをはかれるってホントだろうか。ターゲットに対して左右に動いていると距離感がつかめない。

ほいでやっぱり、足が遅くて背が低いと不利やねぇ。


ふぅ。終わった。でもココで言っておきたいコトは、これらは全て「言い訳」なのです。ちゃんと飛べなかった(というか、主に降りれなかった)「理由」にはなりません。
なので、こっから先に ちゃんと飛ぶために必要だと思われる「反省」を書かせて頂きます。
まだまだ続きます。長いです。果てしなく長いです。すいません。今しばらくお付き合いを!


まず、「背が低いから」は言わない!
確かに、リーチの差によるハンデはあります。でも、ウチってヤツはそれを言い出すと上記のように全部そのせいにして言い訳になってしまうので、基本的には「背が低いから仕方ないってことはない!」と思うようにしています。
でも「足が遅いから」は仕方ありません。これによるハンデについては諦めます。
テイクオフできる風の条件を練習によって広げるのは大事やけど、そのために無謀な事をするのはよろしくない。テイクオフは風選べるんやし。
しかし。ランディングは違う。風を選ぶ事は難しいし、また、無風でもちゃんと出来るべきなのです。

というワケで次は「ウチがランディングで出来ない事」についての分析。

①8の字アプローチ
オーバーヘッドがやりやすいからって8の字出来ないんじゃマズイっす。ちゃんとやろう。
恐怖心を払拭して距離感がつかめるようになるまで飛ぶんだ!

いつもなら橋という目標物があって、多かれ少なかれそれを距離・高度の目安として使っている。
でもそれじゃあ霊石の橋みたいな目標物がないエリアでは今回みたいにアウトサイドばっかり。そんなんじゃC級もらえません。

今回、2本目飛び終わった後でにのっちと話してて気づいたんやけど、8の字のベースラインが前過ぎたみたい。
また言い訳みたいになるけど、ウチはそれでもラインが分かりやすいトコロでやった方がマシかも、という思いが少しあって、下の田んぼの色が違うところをラインとしていた。…はぃ、かなり言い訳入ってます!そこが前過ぎるという確信は全くありませんでした。。
事実にのっちは2本目のアプローチでベースラインが前過ぎる事に気づいて少し後ろで高度処理をして、ちゃんとターゲット近くに降りている。
その辺の距離感がこの時期になってまだつかめていないウチは、かなりの本数をなーんも考えんと飛んでたんやなぁ。。

②無風ランディングにおけるフレア
この項目については、今回カッコいいランディングを決めたむたさん直伝!の対処法を。
ニュートラルのスピードを保てれば、フレアのタイミングはグライダーが教えてくれるそうです。あとは姿勢を保ってしっかりフレアをかけるだけ。

無風だとビビって押し出してしまいがち+フレアかけきるまで姿勢を保てないウチは、まだまだ経験不足であり練習不足。
しっかり背筋を使って体を起こしたまま、落ち着いてニュートラルの感覚をつかむ必要がある。
体がちゃんと起きてりゃフレア効きます。足場悪くても安全に着地できます。かなめの2本目がすげーいいお手本でした。

③ボディランの危なさ
今回2本ともボディランして、どこかしら打ちました。
下が田んぼやったからケガしなかったけど、ちょっと痛かったし「足場が軟らかかったとしても、不安定でボコボコしてると打ち付けるんやぁ」っていうのを体感しました。
いくら「危ないから足で立たないと!」と思おうとしても、もう何十回とセーフティにボディランしてしまっているウチ。そのほとんどがあまり痛くもなかったせいか、危機感がない。「ボディランしても別に危なくないんちゃうかなぁ」という意識が拭い切れなかったけど、今更ながらようやく危機感が持てました。
足で立つのって大事や!しっかしよ。

以上。反省終わり!新人戦のフライトログもコレにて終了!
長らくお付き合い頂き誠にありがとうございます。

いゃ~めっちゃ勉強になりましたたょ。新人戦。
もっと飛びを学ぼう。後輩に追い越される前に(^_^;)!
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